私の会社はいくらで売れる?スモールM&Aの「のれん(営業権)」の相場と、診断士による価値アップの秘訣

💰 スモールM&Aの売却相場を決める「年買法(ねんばいほう)」の基本ルール
「自分の会社やお店は、一体いくらで評価されるのだろう?」と疑問に思う経営者は少なくありません。数百万円から1億円規模のスモールM&Aにおいて、最も一般的かつシンプルに使われているのが「年買法(修正純資産+営業利益の1〜3年分)」という計算方法です。
会社の評価額は、決算書上の「時価純資産(保有資産から負債を引いた実質的な価値)」に、目に見えない価値である「のれん代(営業利益×1〜3年分)」を足し合わせて算出されます。
- 売却評価額 = 時価純資産 +(直近の営業利益 × 1〜3年)
例えば、実質純資産が1,000万円、年間の営業利益が500万円の会社の場合、のれん(1〜3年分=500万〜1,500万円)を足した1,500万〜2,500万円が概算の売却相場となります。
💎 相場以上の評価(高いのれん代)を引き出す「隠れた強み」の言語化
「営業利益の1〜3年分」と言っても、1年分で評価されるか3年分(場合によってはそれ以上)で評価されるかによって、最終的な売却額には大きな開きが生まれます。相場以上の評価を引き出すカギとなるのが、決算書には表れない「のれん(営業権)」の質です。
買い手企業が魅力を感じる「のれん」とは、単なる過去の利益だけではありません。
- 長年培ってきたリピート顧客の基盤や契約
- 経営者個人に依存しない業務マニュアルや独自の技術ノウハウ
- 地域での高い認知度やWebサイト・SNSの集客力
- 定着率が高く優秀な現場スタッフや組織力
これらを「誰にでも引き継げる状態」として可視化し、アピール準備をしておくことが、評価を極限まで引き上げるポイントです。

✍️ ノウハウの標準化と顧客基盤の整理で売却評価額を1.5倍に引き上げた事例
競合が多い中で譲渡を検討していた技術系小規模事業のH社(年商6,000万円)の支援において、中小企業診断士を中心としたチームは以下のステップで「評価額のアップ」を実現しました。
- 「職人技」の可視化とマニュアル化(脱・属人化) 社長の頭の中にしかなかった作業手順や顧客ごとの仕様メモを標準化シートとしてドキュメント化し、「未経験の買い手でも引き継げる体制」を構築しました。
- 顧客データの価値定量化 過去3年間のリピート率と顧客属性を分析し、買い手が買収後に獲得できる「将来の予測キャッシュフロー」を客観的データとして提示しました。
結果として、当初の試算(年買法1年分)を大きく上回り、「営業利益3.5年分」ののれん代(当初想定の1.5倍の譲渡額)で合意・成約となりました。
🔍 自分の会社の価値はいくらになる?不安に思ったらまずはご相談を!
自分の会社の相場を知り、さらに「のれん代」を高めるための磨き上げ(磨き上げ=強みの可視化)を行うことで、売却額は大きく変わります。譲渡を具体的に決める前であっても、「今いくらで売れるか」の準備を始めることに早すぎることはありません。
東京ビジネスコンシェルジュでは、中小企業診断士が貴社の財務と目に見えない強みを正しく査定し、価値を最大限に高めるサポートをいたします。まずは無料試算からご相談ください。
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