省力化投資補助金(一般型)第6回採択発表

省力化投資補助金(一般型)第6回公募の採択者発表

中小企業省力化投資補助事業(一般型)第6回公募の採択発表がありました。

前回に引き続き、採択率は60%超の63.8%となりました。

業種別の採択者件数は製造業が51.4%と最も多く、続いて建設業14.6%、小売業4%などとなっています。

過去の採択率の推移や補助金制度の概要は省力化投資補助金ページをご覧ください。

採択例として以下のような事例が紹介されております。

■製造業(航空・半導体部品の加工を営む製造事業者の例)

導入前の課題(Before)導入する設備導入後の効果(After)
手作業の切削加工や脱着は機械稼働率が人員配置に左右され生産限界がある。また取付精度が作業者の技能に依存し、ばらつきや不良、材料ロス、検査工数増加が生じており品質安定と高精度化が課題。パレットチェンジャー付き横形マシニングセンタ(オーダーメイド)夜間の無人24時間稼働で生産能力が拡大し、増産要請に対応可能。自動化で熟練作業員の肉体的負荷を軽減。専用治具で位置ずれを防止し、不良低減と加工品質の安定化による競争力強化を実現。

製造業で採択された事例としては他にも以下のような企画があります。

  1. 自動仕上げ設備導入による業務省力化及び労働生産性向上
  2. 溶接ロボット導入による金属加工工程の自動化と省力化
  3. 自動搬送システムによる工場内物流の効率化と省人化
  4. 5軸制御マシニングセンタの導入による金型加工の自動化

建設業(空調設備工事を営む事業者の例)

導入前の課題(Before)導入する設備導入後の効果(After)
切断工程では工場長による手動ネスティングに依存し属人化が課題。切断後のバリ取り等後処理に多くの時間が発生し生産効率を低下させ、端材や材料ロス、納期対応力や人材育成が課題。パレットチェンジャー付き横形マシニングセンタ(オーダーメイド)夜間の無人24時間稼働で生産能力が拡大し、増産要請に対応可能。自動化で熟練作業員の肉体的負荷を軽減。専用治具で位置ずれを防止し、不良低減と加工品質の安定化による競争力強化を実現。

建設業で採択された事例としては他にも以下のような企画があります。

  1. 建設業向け案件管理システムによる外注管理省力化事業
  2. ICT建機導入による道路工事の掘削作業効率化
  3. 3Dレーザースキャナーによる測量DXと図面作成省力化
  4. 鉄筋自動結束ロボット導入による配筋作業の省人化
  5. AIネスティングソフト導入によるダクト製造の効率化

卸売業(身の回り品卸売業を営む事業者の例)

導入前の課題(Before)導入する設備導入後の効果(After)
輸入タオルの荷下ろし(デバンニング)をすべて人力で行っており、作業員確保が困難で物流維持が危機的。また重量物の荷下ろしは身体的負担が重く、夏場のコンテナ内は40度超となり熱中症リスクが高い。高効率・高容量デバンニングロボット荷下ろし自動化で作業員を5名から2名に削減。創出人員を新設の物流基地へ配置して売上創出と事業拡大を推進。ロボット代替で重労働から解放され、熱中症リスクも低減し労働環境を改善。

卸売業で採択された事例としては他にも以下のような企画があります。

  1. デバンニングロボット導入による荷下ろし自動化
  2. 自動梱包機と検品システムによる出荷業務の省力化
  3. クラウド型在庫管理システム導入による受注出荷DX
  4. 無人搬送車(AGV)によるピッキング作業の省人化
  5. 自動仕分けシステム導入による出荷選別工程の高速化

宿泊業(ホテル業を営む事業者の例)

導入前の課題(Before)導入する設備導入後の効果(After)
人手不足や最低賃金上昇で人員依存型運営の収益維持が困難。既存システムは各業務の連携が不足し手入力や紙管理、二重入力が多く、フロントや清掃、価格設定、予約管理が経験者の判断に依存する。PMS(宿泊施設管理システム)、専用システム(セルフチェックイン端末等)セルフチェックインや自動決済でフロントを大幅に効率化し受付時間を短縮。客室情報をリアルタイム共有し確認の負担を削減。創出した時間を接客向上、価格戦略、人材育成に活用し収益を強化。

宿泊業で採択された事例としては他にも以下のような企画があります。

  1. デバンニングロボット導入による荷下ろし自動化
  2. 自動梱包機と検品システムによる出荷業務の省力化
  3. クラウド型在庫管理システム導入による受注出荷DX
  4. 無人搬送車(AGV)によるピッキング作業の省人化
  5. 自動仕分けシステム導入による出荷選別工程の高速化

飲食サービス業(飲食サービス業を営む事業者の例)

導入前の課題(Before)導入する設備導入後の効果(After)
製麺工程における手作業や工程間移送が多く、生産能力が限界。新規出店の要望があるが、麺の安定供給ができず機会を損失。また製麺が職人の経験や技術に依存し標準化できないため人材確保が困難。大型製麺ライン一式、石臼機・ふるい機、真空包装機・冷却機製麺の一貫自動化で生産能力を週2000玉から6000玉に拡大。作業時間を1日600分から150分へ短縮し3人から1人体制へ。職人依存の品質ばらつきや作業負担を軽減し人材定着に寄与。

飲食業で採択された事例としては他にも以下のような企画があります。

  1. セントラルキッチンへの調理機導入による店舗業務省力化
  2. 自動券売機と配膳ロボットの連動によるホール省人化
  3. 画像認識AIレジとPOS導入によるレジ業務の効率化
  4. 大型製麺ライン導入によるそば・うどん製造の自動化
  5. 自動食器洗浄機導入による洗い場工程の効率化と省人化

補助金事務局のページでは業種別の採択例なども紹介しておりますので参考にご覧ください。

https://shoryokuka.smrj.go.jp/ippan/grant_adoption/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=2608

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